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Vol.11 スプーンがついてる!
「銀の匙」オリジナルスプーンレポ
2012.05.12
こんにちは。スタッフのスズキです。
今回は僭越ながらピンチヒッター努めさせてもらうっす。

正直、僕はスプーンに関しては全くと言っていいほど興味がありませんでした。
それが、spoonshipの活動に携わることになってからはスプーンに対して少しずつ興味を持ち始めたようで、すっかりスプーンの虜になってしまいました。
今では常にアンテナを張ってスプーン情報を探す日々を送ってます。


で、そのスプーンアンテナに引っかかったのが、週間少年サンデーで連載中の漫画「銀の匙 Silver Spoon」です。
第1巻が発売されたときにコンビニで見つけました。


これが、ただスプーンの名前が付いてるだけの漫画だったらスルーしたんだろうけど、著者を見てみると描いてるの荒川弘さんじゃん。

荒川弘さんと言えば、みなさんご存知の「鋼の錬金術師(以下ハガレン)」の作者っすよね。知ってますよね?ハガレン。
アニメにもなってるし、映画化もされてるし、日本のみならず海外にもファンがたくさんいる名作ですねー。

僕もハガレン大好きっす。LOVEホークアイ中尉!!

そんな名作を描き上げた荒川弘さんの新作「銀の匙」は、バトル全開のハガレンとは打って変わって青春ものになってます。
受験戦争から逃れ北海道の田舎の農業高校に入学した少年が、今までと全く違う環境、全く違う価値観の中で成長していく酪農青春グラフィティです。



いやー、マジ面白いっすねこれ。
農業や食に関してしっかり考えさせられるし、ところどころに入る笑いのセンスが半端ないし(御影牧場のひいおばあちゃんがかなりツボです)、何より内容が爽やかで読んでて気持ちいいです。


こりゃ人気出るだろうなーって思ってたら、案の定わずか2巻で累計100万部だとか「マンガ好きが選ぶマンガ大賞2012」受賞だとか、すでにアニメ化の計画もあるとか。
すごいフィーバーぶり。


さて、そんな大注目の「銀の匙」ですが、4月にコミック3巻が発売されまして、その3巻に「銀のスプーンつき特別版」なるものがあったので買ってみました。ちょっと遅いけどスプーンのレポです。








梱包もしっかりしてますね。
食器や金物で有名な燕三条製です。







スプーンの柄のところには仔牛、裏返すと大蝦夷農業高校(エゾノー)の文字が彫られていています。


大きさは普通かな。カレーとかシチューとかに使うのに適してるのかも。

コレクターの方は使わずに綺麗な状態で保管したり、使う場合は2本買ったりするんでしょうけど、僕はコレクターじゃないので普通に使っちゃいます。






使ってみた感想としては、カレーには少し小さかったかも。
柄の部分が大きいので持ちやすいけど、その分すくう部分とのバランスが良くないような気がしました。
適してるのはプリンとかヨーグルトとかかなぁ。
北海道の美味しいプリンを食べて漫画の世界に思いを馳せるのがいいのかもしれませんね。


まだタイトルになってる銀のスプーンは本編ではチラッとだけしか出てきてないけど、今後どんな風にスプーンが関係するのか楽しみ。
次号4巻が待ち遠しいです。


文/カレー:スズキ 写真:寺居和美

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