
でね。
先週の予告した木彫りのスプーン作り奮闘記。
ど素人のわたしが、よくわからないまま、買い集めた道具たちがこれなんです。
・やすり
・紙やすり
・万力
・金槌
・のみ
・糸のこ
・彫刻刀
・くるみオイル

うん、これで出来るような気がする!
って思ったけど、実際、全然出来ない。
チェリーの堅さに敵わないの。
まず、スプーンの形にたどりつくまでが一苦労で、
彫刻刀で彫り始めるまでに数カ月かかっちゃってる。
もう、糸のこで両腕筋肉痛!
彫刻の醍醐味にたどり着くまでが大変なので、
買ってしまったんですよ。
これ↓(画質が悪くてごめんなさい)

しかも、Amazonで。
通販ですよ、通販!
本当に買えるんですよ→ナカトミ(NAKATOMI) 糸鋸盤 NSS-400
注文してから3日後くらいには来てました。
すごい世の中ですね。
しかし、さすがに、これを買ってしまったことを家族に言い出しにくく。
見つからないように自分の部屋へ運び込まねば、と、思って、一旦縁側に隠し置いておいたら。
いつの間にか、わたしの作業部屋へ運びこまれていました。
なぜ???って思ったら、濡れると困るだろうから、と妹の旦那さまが来た時に、
運んでおいてくれたそうな。
ありがとう、旦那君。
そして、家族の誰一人として、「こんなもの買ったの?」とか、
「こんなの買ってどうするの?」と聞かないので、ほっとしていたのですが。
しばらく経ってから、「あれ、まだ返さなくていいの?」って聞かれました。
なるほど、どうやら、どこかから借りて来たと思っていたようで。
「あ、アレ、買ったんだよ」って言ったら、呆れ顔で絶句。
ですよね~。
しかし、どんなに呆れられようが、この電動糸鋸盤の登場によって、
筋肉痛から解放され、作業効率がぐぐぐん!と上がったわけなのです。
なので、せっかく買ったのみはまったく使っていないのですが。

道具って本当に美しいですよね。
ああ、のみが使えるようになりたいなぁ。
という夢も抱きつつ、本題に戻って。
道具も揃った、電動糸鋸盤も買った。
さて、次は、教科書です。
これもそう、Amazonで探してみるわけです。
まず、初心者向けでやさしい本を。

やさしい木彫りのほん
ね、ほら、見るからにやさしそうな本でしょ。
中身も手描きで素人向け。
素材のことから、道具のこと、手順がやさしく説明されています。
さあ、ここまで来たらあと少しね!
文/写真:寺居和美